大倉ひとみさんの個展を見に行くとき、銀座1丁目に古風なビルをみつけた。
たぶんこの界隈では最も美しいART建築物だと思う。
画商さんもこうした重厚な建物には、どんな作品でもあうと言ってました。
確かに、ガラスが大きくて中が一望できるギャラリーとは一味ちがう。
丸い窓が目をひく。
奥野ビルは旧銀座アパート。昭和7年(1932年)に竣工。鉄筋7階建て、地下1階で、
エントランスと7階部分の増設を除いて、当時のままという。
各ギャラリーは小部屋ではありますが、作家によりそれぞれ独特の雰囲気を出している。
エレベータは手動式で、自分で扉を開け閉めするタイプのもの。たとえば、2階で
中の扉を閉め忘れると、そこに停止したままとなる。1階で待つ人は2階にきて扉を
閉めないと動かないのだ。
もうひとつ古風な建物を紹介します。
木造建物はこのあたりでは珍しく、また独特の看板目をひく。
別に品物を売、買いしたいわけではないが、見とれてしまう建物だ。
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